カラスの飛んでいく方を見てアワセカガミが言います。
「あ、あのカラス。
砂漠の方に飛んでくみたいだ…」
「アワセカガミ、追いかけるんだ!」
ミッキーが叫びます。
「よし、追いかけよう!
砂漠の方だ!」
「ニャンッ!」
こころの中に風が吹いて、それが踊り始める。
一つのリズムに、違うリズムが重なって、絡み合って舞い上がる。
それは、雪の中に生まれた高揚感だった。
グッ!!
雪はこぶしを握りしめる。
体の中のワクワクがあふれ出しそうで抑えきれない。
冒険の予感。
きっとこれは何かの始まり。
何か素敵なことが始まった。
そんな、確信にも似た予感が雪にはしました。
|