「う〜んなるほど」
雪は困った顔をしています。
「なんていってるの?」
アワセカガミが訪ねると雪は言いました。
「どうやら、この子の両親が喧嘩しているらしいんだ。その原因ってのが厄介で、なんかね、おかあさんが買った宝くじが当たったらしいんだ、その当たったくじを交換しにお父さんが行ったら、そのくじを無くしてしまったんだって」
ミッキー「ウキャキャ!そいつはウソだな!ネコババしたのサ」
アワセカガミ「黙って!」
「そのことをおかあさんに言ったら、ミッキーが言ったとおりネコババしたんじゃないかって大喧嘩で、さぁ大変。…で、この子、お父さんに頼まれて探してるらしいのさ。でもどうしようもないよね?」
ミッキー「…」
アワセカガミ「…」
雪「…」
二人と一匹と一帽子が困っていると、おそらの彼方から声が聞こえて来ました。
「ほら!お空を!お空を見てごらん!」
それはお空に輝くお日様の声でした。
そして二人と一匹と一帽子がお空を見上げると…、なんとカラスが宝くじをくわえて意地悪そうな面構えで飛んでいます。
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